Minecraftは、プレイヤーが自由に世界を創造できるゲームであり、Minecraftサーバーを利用すれば、多人数で遊ぶこともできます。Minecraftサーバーを簡単に管理することができるのが、プラグインです。この記事では、Minecraftサーバーで使える人気のプラグインや、その使い方について紹介します。
1. EssentialsX
EssentialsXは、Minecraftサーバーの標準的な機能を拡張するプラグインです。多機能でありながら、使いやすく、初心者から上級者まで幅広く利用されています。
インストール方法
- BukkitまたはSpigotをインストールします。この際、Minecraftのバージョンに対応したものを選びましょう。
- ダウンロードしたEssentialsX.jarファイルを、Minecraftサーバーのプラグインフォルダに入れます。
- Minecraftサーバーを再度起動して、プラグインが正常に動作するか確認します。
主な機能
- テレポート系コマンド
- ホーム、ワープ、TPAなどのユーティリティ系コマンド
- プレイヤー管理コマンド
- セキュリティ管理機能
- ワールド管理コマンド
2. WorldEdit
WorldEditは、立体的な建造物を作るときに必須のプラグインです。選択範囲の指定、コマンド操作、スクリプトの実行など、多機能なので、マップ制作者や建築家には必須のプラグインです。
インストール方法
- BukkitまたはSpigotをインストールします。
- WorldEditをダウンロードします。
- ダウンロードしたWorldEdit.jarファイルを、Minecraftサーバーのプラグインフォルダに入れます。
- Minecraftサーバーを再度起動して、プラグインが正常に動作するか確認します。
主な機能
- ブロックの置き換え、反転、回転
- クリップボードからのペースト
- 選択範囲の作成、拡大、縮小、クリア
- フィルコマンド
- 複数のユーザーが同時に建築できるようなユーティリティ機能
3. Vault
Vaultは、Minecraftサーバーでの権限管理を担当するプラグインです。多くのプラグインがこのVaultを利用して権限管理を行っているため、「必要なくても、入れておくべき」とされています。
インストール方法
- Spigotをインストールします。
- Vaultをダウンロードします。
- ダウンロードしたVault.jarファイルを、Minecraftサーバーのプラグインフォルダに入れます。
- Minecraftサーバーを再度起動して、プラグインが正常に動作するか確認します。
主な機能
- 独自の権限システムを作成可能
- iConomy、PermissionsEX、EssentialsXなどのプラグインで利用可能
- 独自のAPIを利用したカスタムプラグインの作成
Minecraftサーバーで使えるプラグインは、これら以外にもたくさんあります。しかし、初めてプラグインを利用する場合は、上記の3つがとりあえず必要なプラグインと言えるでしょう。